【2024年版】工場の電気代を削減するには？おすすめのエコオプションもご紹介！

※この記事は2023年4月に掲載したものをリライトしています。

毎日の業務に欠かせない電気。
その電気の価格が上がっているのは、なぜなのでしょうか。
今後もこの傾向は続くのでしょうか。

今回は、これからの電気代の変化と、電気代を減らすポイントについてご紹介します。

■2024年以降も電気代は上がる？

近年値上がりが続いている、電気料金。
2024年以降もこのまま上がり続けるのでしょうか。

電気が値上がりしている主な理由は2つあります。

①原油やガスなどの燃料価格の高騰
②2024年5月に激変緩和措置が縮小

それぞれ見ていきましょう。

①原油やガスなどの燃料価格の高騰

燃料価格の高騰の大きな原因は2点。

・2022年から続くロシア・ウクライナ情勢の影響
・円安の影響

があります。

日本の発電方法の主力は、燃料を必要とする火力発電。
そのため燃料の価格高騰は、電気代の値上がりにつながります。
円安も、燃料の9割を輸入している日本にとって、無視できるものではありません。

このため電気代は、引き続き高い水準が続くと予想されます。

②2024年5月に激変緩和措置が縮小

現在は、燃料価格高騰による電気代の値上げを受け、政府による負担軽減措置が取られています。
この激変緩和措置が、2024年5月から縮小する予定なのです。

そのため2024年5月以降、電気代の負担はさらに大きくなるでしょう。

■ 工場の電気代を減らすポイント

工場の電気代を削減すると、その分は営業利益となります。
営業利益を増やすのは、どんな企業にとっても大切な課題です。

では実際に電気代を減らすために、何をすべきなのでしょうか。
課題は一つではありませんが、代表的な解決策を見ていきましょう。

・空調を適切に使用する
・照明を適切に使用する
・機械の稼働時間を管理する

空調を適切に使用する

電気の消費が大きい空調は、特に工夫が必要になります。

まずは空調機器の定期的なメンテナンスを行いましょう。
フィルターにホコリが詰まったりすると、余計な電力を消費してしまいます。

次に、ビニールカーテンなどを活用し、空間の保温・保冷効果を高めましょう。

最後に、扇風機を活用して空気を循環させ、室内の温度を一定にします。
温度のムラによる、過剰な空調の使用を防ぐことができます。

照明を適切に利用する

照明設備は、まず白熱電球や蛍光ランプからLEDに変更しましょう。
これだけでも必要な電力が変わります。

次に使用していないエリアや、人がいない時間のこまめな消灯を行いましょう。

一回あたりの改善は小さくても、日々続けることで大きな改善につながります。

機械の稼働時間を管理する

産業用の機械も、電気代が増える一因になります。
稼働時間中、すべての機械を動かし続ける必要が、本当にあるのでしょうか。

もし使用しない時間も機械を動かしている場合は、適宜停止させてみましょう。

都度手動で対応ができない…という場合は、センサーなどを活用し、自動化するがおすすめです。

■電気代削減に ワークメイトのエコオプション

セキスイの包装機械には、必要な時だけ作動するエコ仕様のオプション機能があります。

セキスイのワークメイトでは、通常、常時ダンボールを送るサイドベルトが動いています。
ベルトを回すには電力が必要なため、ダンボールが来ていないときは止まるのが理想です。

エコ使用のオプションを付けると、このサイドベルトが自動的に停止するようになります。
具体的には、サイドベルトの入り口部分左右に、光電管(拡散反射型)を付けるオプションです。

この光電管(センサー)でダンボールを検知すると、ベルトが回り始めます。
検知後一定の時間が経過すると、待機状態になり自動で停止する仕組みです。

工場のサイクルタイムが長い、製函・封緘のタイミングが不定期、といった現場におすすめです。
対応可能機種は下記の通りです。

I貼り封緘機　ワークメイト13
半自動製函機　ワークメイト31
半自動製函・封緘機　ワークメイト34
I貼り封緘機　ワークメイト35
上下ベルト搬送I貼り封かん機　ワークメイト36
フラップ折込み機構付調整型封緘機　ワークメイト51

※本オプションは導入後の取り付けができません。
新規購入の際に取り付けして納入させていただきます。

その他にも、セキスイには次のようなオプションがあります。

・テープ折り曲げ長さ・対応幅の変更
・機械テーブル高さ変更
・指定塗装色の変更
・PCコーダー取付け

各種オプションは、お客様の効率化に最適な形でご提案・ご提供させていただきます。

■電気のムダ使いを確認しよう！

電気代の節約は、日々の積み重ねが大切です。
ムダを探して節約に繋げましょう。

製函機・封緘機のエコオプションについてのご質問・ご相談は
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