多品種小ロットの梱包作業改善に！ランダム型封緘機の導入事例

※この記事は2022年10月に公開された記事をリライトしています。

今日の物流業界の潮流である、多品種小ロットの梱包。
対応を求められている事業者様も多いのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの流行以来はさらにその傾向が強くなり、
作業現場の負担は増加する一方です。

作業を効率化したくても、包装機械では一定のサイズの箱しか使えないから導入できない…と思っていませんか。
セキスイには、多品種小ロットの梱包にも使えるランダム型封緘機があります！

今回は様々な大きさのダンボールを取り扱う、ネット通販事業者様での導入事例をご紹介。
ぜひ参考にしてみてください。

■ ランダム型封緘機 ワークメイト41とは

ランダム型I貼り封緘機・ワークメイト41/41Eは、
サイズの違うダンボールに自動で対応する封緘機です。

ワークメイト41

サイズはランダム対応のほか、固定に切り替えることもできます。
コンパクトな設計なので、設置場所が限られている場合にも安心。
テープの取り換えが簡単な独自ユニットを採用していて、初めてでも使いやすい封緘機です。

実際の動作の様子は動画でご確認いただけます。
※使用の際は電源の他にコンプレッサーが必要になります。

■ ネット通販事業者様で機械を導入した理由

ここからは、実際にワークメイト41を導入いただいた事例をご紹介します。

関西のとあるネット通販の事業者様では、
これまで6名のパートさんが出荷作業を担当していました。
出荷作業はすべて手作業で、次のような流れで出荷していたそうです。

①1名が箱作りを担当。当日に使うダンボール量に見込みを付けて組み立て・テープ貼り。
②残り5名が組み立てた段ボールを持ち倉庫内を回ってピッキング。
   すべてのピッキングが終わった後テープで封をして出荷場所へ移動、積み付け。
③また新しい段ボールを取り、ピッキングにもどる。以上をくりかえす。

この事業者様では、創業当初からおなじ工程で作業していました。
しかし、品ぞろえは増え、出荷量も増加。
結果として宅配便の集荷に間にあわず、納期が遅れクレームが発生することも。

このままでは事業拡大ができない…と思った担当の方からご相談いただき、
機械の導入を提案いたしました。

■ ランダム型封緘機の導入事例

ご相談いただいた事業者様では、さまざまなサイズのダンボールを使用していました。
そこで提案したのが、ランダムサイズのダンボールを梱包できる封緘機、ワークメイト41です。

封緘機の導入とあわせて、ラインの敷きなおしと人員の再配置も行いました。
変更のポイントは次の3点です。

・専任の箱作りを廃止
・作業者は商品のピッキングと、底貼りしていない箱に商品を詰めてコンベアへ流す
・ワークメイト41でテープを貼る

実際のラインは図のようになりました。

このラインで人が作業するのは、箱を組み立てて商品をピッキング・箱詰めする工程です。
ピッキングのための移動時間と、テープ貼りの作業時間が減り、
効率的に作業できるようになりました。

またテープ貼りを機械化することで、商品の梱包の仕上がりが向上したのもポイント。
手作業の場合、時間に追われていると雑になってしまいがちですよね。

■ 他業種での導入事例

セキスイには、今回ご紹介したランダム型封緘機の他にも、梱包作業をささえる製函機・封緘機があります。
その他の導入例はダウンロード資料でチェック！
参考価格も掲載しているので、導入コストが気になる方も必見です。

資料のダウンロードはこちら

■ ランダム封緘機の導入について

ダンボールのサイズが統一できないから手作業で梱包するしかない…と思っていませんか。
そのお悩み、ランダム対応の封緘機で解決できるかもしれません。

この現場のスペースでは導入できないかも？
導入したらどれくらいで費用が回収できる？
そうしたお悩みも、ぜひお気軽にご相談ください。