梱包作業はどれくらい改善できる？機械導入の効果を解説！

梱包作業の業務を改善をする方法のひとつが、包装機械の導入。
しかし実際に導入した時に、何がどれくらい改善されるのかがよく分からない…と思っていませんか。

今回の記事では、実際に包装機械を導入した場合の改善効果について解説していきます。

人間と機械の作業量の差や仕上がり、導入にかかる費用などもご紹介。
人海戦術の梱包作業に限界を感じている方は、ぜひ最後まで見て参考にしてください。

■ 梱包作業は機械導入で改善できる？

梱包作業の改善には、様々な方法があります。そのひとつが、包装機械の導入。
包装機械とは、ダンボールを組み立てる製函機や、最後に封をする封緘機などをまとめた総称です。

では実際に包装機械を導入した場合に、どのくらいの業務の改善効果が見込めるのでしょうか。
具体的な数値とともにご紹介していきます。

■ 人力の梱包作業と機械を使用した場合の差

人力で梱包作業をした場合と、包装機械を使用した場合で、大きく効果が出るのは下記の4点です。

・作業速度が上がる
・仕上がりが安定する
・テープロスの削減
・必要な人手が減る

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①作業速度が上がる

梱包作業の改善効果としてまず挙げられるのが、作業速度の向上です。
実際にどのくらい違うのか、動画で見てみましょう。

使用機種：製函封緘機ワークメイト34

動画の例では40秒の時間で、人力では4ケース、機械では10ケースが完成しました。
機械を使用した場合、人間が作業する倍以上の効率であることが分かります。

人間が作業する場合は、経験を積むことにより、作業ペースが改善する可能性もあるでしょう。
しかし、改善にかかる時間や改善量は保証されていません。
また作業ペースが改善されるまでにも多くの人件費がかかります。

機械であれば、初めから安定した早い作業ペースで梱包作業をすることができるのです。

セキスイの製函機・封緘機には、一部の作業を人間が行う半自動タイプと、全て機械が作業する全自動タイプがあります。
一台で製函・封緘の両方ができるタイプもあるので、作業速度や予算、設置スペースなどに合わせてお選びください。

選び方が分からない…という方は、お気軽にお問合せフォームからご相談ください。

②仕上がりが安定する

人の手で作業をしていると、どうしても仕上がりのばらつきが発生します。
側面の折り返しの長さのズレや、貼ったときの微妙な歪みやシワなどは防げません。
人間が一定の仕上がりを維持するのは至難の業です。

一方で包装機械を使用する場合は、テープの歪みはもちろん、折り返しの長さなども一定に保つことができます。
梱包の仕上がりを安定させると、荷物を受け取るお客様からの印象もよくなります。

③テープロスの削減

人間が梱包作業をする場合、どうしても貼るときのミスなどが発生します。
またテープを引き出した時に、うっかり粘着面同士がくっついてしまうこともあるでしょう。
失敗したテープがゴミになるのは、なるべく防ぎたいことです。

包装機械の場合は、こうしたテープのロスを防げます。
日常的に発生しているテープロスは、つみ上がって大きな損失になっている可能性も。

包装機械の導入は、テープを無駄なく使用することにも効果があるのです。

④必要な人手が減る

梱包作業に機械を使用した場合、人間の約2倍の生産効率があることは先ほどご紹介しました。
逆に言うと、これまで2人必要だった作業工程が、1人でできるようになるということです。
つまり同じ業務をしようとする場合に、必要な人手が1人分削減できることになります。

手の空いた一人分は、より負担の大きい仕事に回すなど、人員の再配置が可能です。

■ 包装機械の費用対効果は？

梱包作業の改善に、機械が効果的であることは紹介してきました。
では実際に導入した場合、費用の回収ができるまでにどれくらいかかるのでしょうか。

包装機械の費用対効果については、ダウンロード資料からご確認いただけます。

機械化の費用対効果をダウンロード資料で見る

■ 業務効率化につなげよう！

包装機械を導入して、梱包作業の業務効率を改善してみませんか。
初めての包装機械導入の際は見積から納入までの流れも参考にしてみてください。

使用しているダンボールに対応したサイズがない場合も、オプションなどで対応できることがあります。
お気軽に下記問い合わせフォームよりご相談ください。

梱包機械の導入についてのお問い合わせ