テープの仕上がりがおかしい?妻面長さの調整方法

なんだか最近封緘機の調子がおかしい?
貼り付けの長さが違うかも?
毎日使う封緘機(封函機)の不調については、早めの対策がおすすめ。
なんとなく使えているから…と使用していると、故障の原因になります。
今回ご紹介するのは、テープ貼りの仕上がりがおかしい場合の調整方法です。
■貼り付け長さが短くなる原因
封緘機でダンボールにテープを貼る際、妻面の貼り付けの標準的な長さは50mmです。
この長さが短い場合、ワークメイトの設定がうまくできていない可能性があります。
妻面貼り付けの長さが短くなる原因は主に2つです。
・テープの展開が重いかテンションがかかりすぎている
・テープが薄すぎる
それぞれの解決方法について見ていきましょう。
なおメンテナンス作業をする際には、必ずワークメイトの電源を切ってから作業を行ってください。
■テープの展開が重い・テンションがかかりすぎの場合
テープの展開が重い、もしくはテンションがかかりすぎている場合は、
逆転防止ローラーをゆるめることで解決することがあります。
ゆるめる方法は、動画でもご確認いただけます。
この逆転防止ローラーは片側にしか回らないつくりで、
テープが戻らないよう長さを固定するためのものです。
ローラーを調整後、再度ダンボールの封緘を行い、
折り曲げ長さが50mmになっているかご確認ください。
逆転防止ローラーをゆるめても解決しない場合は、
使用しているテープが非常に薄いという原因が考えられます。
■テープが薄すぎる場合
テープの厚みが薄すぎる場合、隙間調整板の調整によって、解決する場合があります。
実際の作業の様子は動画からもご確認いただけます。
隙間調整板は、ダンボールに貼りつけるテープの形を保持して、
テープが戻ってしまわないようにします。
隙間を名刺が入る程度にゆるめ、ネジを締めれば調整は完了です。
■不具合が直らない時は
メンテナンスをしても不具合が直らない場合は、故障の可能性もあります。
不具合のお問い合わせの際には、エリアごとに包装機械のメンテナンス窓口がございます。
必要事項をご確認の上、メールまたはお電話でお問い合わせください。
新規の機械購入についてのお問い合わせは、お問い合わせフォームまで!

積水マテリアルソリューションズ(株)
https://www.sekisui-pack.com/
積水化学の製函機・封緘機「ワークメイト」を中心にご案内をしています。人手不足が進んでいる昨今だからこそ、皆様の作業の相棒としてお役に立てるような活動を行ってまいります。
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