置き畳でリビングに和の空間を。カビにくい樹脂製がおすすめ!

※この記事は2023年12月に掲載したものをリライトしています。
和室が欲しいけどスペースが足りない…
リビングの床に直接座るのはちょっと…
そんなお悩みはありませんか。
今回は、リビングや個室に簡単に取り入れられる和の要素、『置き畳』をご紹介します。
目次
・置き畳とは?
・置き畳をリビングに設置するメリット
和室のような落ち着いた雰囲気を演出
お手入れが簡単
コストパフォーマンスが高い
工事不要で手軽
クッション性がある
・置き畳をリビングに設置する際の注意点
床暖房との相性を考える
カビが生える
床に傷がつく
掃除が手間
耐久性を考慮する
・カビにくい置き畳『MIGUSA(ミグサ)』
カビにくい
お手入れもかんたん
長く使える耐久性
好みで選べる、豊富なカラー
・「MIGUSA(ミグサ)」の購入について
■置き畳とは?
置き畳は、敷き畳やユニット畳などとも呼ばれます。
置きたい広さの分だけ置いて使う、簡易的な畳のことです。
通常の畳と違い、フローリングの上に置くだけなのが特徴の商品になります。
置き畳は畳縁がないものも多いため、琉球畳と混同されることも。
しかし畳表の素材や厚みなど、さまざまな点で置き畳と琉球畳には違いがあり、全く別物です。
■置き畳をリビングに設置するメリット
リビングの敷物にカーペットや絨毯ではなく、置き畳を選ぶメリットはあるのでしょうか。
具体的には、下記のようなメリットが挙げられます。
・和室のような落ち着いた雰囲気を演出
・お手入れが簡単
・コストパフォーマンスが高い
・クッション性がある
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
和室のような落ち着いた雰囲気を演出
畳は、昔から日本で使われていた床材です。
和室に入るとなんとなく落ち着く、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
ジョイントマットなどにくらべ、落ち着いた雰囲気がつくれるのが置き畳の魅力です。
また和室と同じように、そのまま座ったりしてくつろげるのもポイントになります。
お手入れが簡単
従来の畳は厚みあり、重さが約20㎏。
メンテナンスの天日干しのために、移動させるのは重労働です。
置き畳の場合、半畳サイズが多いこともありますが、1枚あたりの重量は3.5~4.5kg。
女性1人でも簡単に移動できるので、気分に合わせてレイアウトを変えることもできます。
コストパフォーマンスが高い
従来の畳は、1枚あたりの価格16,000~20,000円ほど。
また1部屋単位になるので、6畳の部屋でもフローリングに比べ約35,000円ほど高くなることが多いようです。
置き畳の場合は半畳サイズが主流で、1枚から購入が可能です。
くつろぐための1~3畳分など好みに合わせてカスタマイズできるため、
従来の畳より手軽に導入できます。
工事不要で手軽
従来の畳は、和室に敷き込んで使用します。
そのため、部屋の広さに合わせた畳を作り、工事も必要に。
置き畳の場合は、敷きたい場所に必要な枚数置くだけなので、
自分で手軽に和の空間をつくる事ができます。
クッション性がある
畳はフローリングに比べ、適度なクッション性があります。
そのためフローリングに立ち続けていると足が痛くなる…という方にもおすすめです。
物を落とした時の衝撃も吸収するため、お子様の遊ぶスペースなどにも活躍します。
■置き畳をリビングに設置する際の注意点
置き畳をリビングに設置する際に、注意するべき点もあります。
ポイントは下記の通りです。
・床暖房との相性を考える
・カビが生える
・床に傷がつく
・掃除が手間
・耐久性を考慮する
それぞれ見ていきましょう。
床暖房との相性を考える
床暖房の上で置き畳を使用する際には、対応しているものか確認が必要です。
対応していない置き畳を使用していると、畳やフローリングが変形する恐れがあります。
床暖房と合わせて使用したい場合は、必ずチェックしましょう。
ただし、置き畳は簡単に動かすことができるので、春から秋にかけてのみ使用することも可能です。
ライフスタイルに合わせて、置き畳を使うシーンを考えて活用しましょう。
カビが生える
畳の主な原料は、い草(イ草/いぐさ)という植物です。
い草には湿度を吸収する性質があるため、部屋の湿度が高い状態が続くと、カビが繁殖してしまいます。
手入れを簡単にしたい、という方は、カビにくい樹脂製畳や和紙畳がおすすめです。
セキスイのMIGUSAは樹脂製の畳表のため、カビに強いのがポイント。
またアレル物質の働きを低減する、アレルバスター加工の置き畳もございます。
床に傷がつく
置き畳はフローリングの上に設置するため、ずれたりこすれたりすると傷の原因になります。
特に傷がつきやすい無垢の木材の床などは、注意が必要です。
できるだけ傷がつきにくい床で使用しましょう。
またセキスイでは、フローリングの一部を畳にする敷込畳(システム畳)のご用意もあります。
一部屋分はいらないけど、部屋に固定の畳が欲しい…という方は、
ぜひ敷込畳をご検討ください。
掃除が手間
フローリングに比べ、畳の手入れはやや手間がかかるというデメリットがあります。
畳の表面は草を編んで作られているので、その隙間にゴミやほこりが入り込むためです。
またい草の畳の場合は、液体などが原因でシミになることも。
セキスイの樹脂製畳は、汚れにくくお手入れもカンタン!
メンテナンス面が気になる方におすすめです。
耐久性を考慮する
従来の畳は、使用しているい草が自然素材のため、定期的なメンテナンスが必要でした。
畳の表面が汚れたり、変色してくると、い草の部分を裏返す『裏返し』や『畳替え』が必要になります。
置き畳の場合も、同じように『裏返し』や『畳替え』ができるものもありますが、
実際は買い替える方が多いようです。
耐久性が気になる方は、従来のい草を使用しない、樹脂製の畳や和紙製の畳がおすすめです。
■カビにくい置き畳『MIGUSA(ミグサ)』
リビングに置き畳を置くメリットと注意点は、お分かりいただけたでしょうか。
ここからは、セキスイの置き畳(フロア畳)『MIGUSA(ミグサ)』の特徴をご紹介していきます。
詳細は下記の製品カタログからもご確認いただけます。
カビにくい
い草の畳を導入するときに、ネックの一つになるのが「カビやすさ」。
い草は空気中の湿気を吸いやすいため、梅雨時期などにはカビが生える恐れがあります。
セキスイのMIGUSAは樹脂素材の畳のため、カビが生えにくいのです。
同じ条件下で14日間の変化を観察したところ、こんなに違いがありました。
※温度23℃湿度50%RHにて24時間の状態調整を行い、その後温度30℃湿度95%RHの条件下に放置し、各試験体の表面状態を観察。
湿気によるカビが気になる方には、樹脂製のMIGUSAがおすすめです。
MIGUSAは、日本アトピー協会の推薦もいただいています。
お手入れもかんたん
汚れがしみこみやすいのも、い草の畳の欠点です。
MIGUSAは水・汚れに強く、水拭きももちろんOK!
食品をこぼしたら大変そう…など、メンテナンス面が気になる方にもうれしい設計になっています。
長く使える耐久性
い草の畳を長く使っていると、表面に毛羽立ちがみられてきます。
足などに刺さってチクチクした経験はないでしょうか。
MIGUSAは高い耐久性を誇り、摩耗テストもこの通り!
また天然素材で気になる色あせも、ほとんどありません。
屋外で2年間太陽光を当てた場合の、色あせの違いは写真の通りです。
い草の畳の場合、衣替えに合わせて色替えが必要などと言われることも。
メンテナンス性で選ぶなら、樹脂製の畳がおすすめです。
好みで選べる、豊富なカラー
『MIGUSA』は樹脂畳のため、い草の畳に比べカラーバリエーションが豊富にあります。
落ち着いたブラウンなどの色から、かわいいパステルカラーまで、
家具などのインテリアに合わせてお選びいただけます。
MIGUSA(ミグサ)の施工事例は、下記の記事からもご確認いただけます。
【おすすめ記事】
畳の和モダンなお部屋事例。おしゃれなカラー畳のススメ
■「MIGUSA(ミグサ)」の購入について
MIGUSAは1枚から用途に合わせてご購入いただけます。
リビングでも手軽に、和の空間を楽しんでみませんか。
製品の詳細については、下記より製品カタログをご確認ください。
その他購入に関するお問い合わせについては、お問い合わせフォームまでご連絡ください。

積水マテリアルソリューションズ(株)
https://www.sekisui-pack.com/
積水化学の製函機・封緘機「ワークメイト」を中心にご案内をしています。人手不足が進んでいる昨今だからこそ、皆様の作業の相棒としてお役に立てるような活動を行ってまいります。
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