テープをきれいにはがす方法は?

貼りついたテープを剥がしたい!
ベタベタが残るのが心配…
剥がしてみたら痕になってしまった…
日常でよく使われるテープは、貼りつけた後に剥がす想定がありません。
しかし後から剥がしたくなった、どうしたらいい?と、お問い合わせいただくことも。
今回は貼りついたテープをはがす方法についてご紹介します!
※ご紹介する方法は確実に取れること保証するものではありません。
後からはがすことが想定される場合は、養生テープをご利用ください。
■貼りついたテープを剥がす前に
テープを剥がす際には、何から始めたらいいのでしょうか。
まず大切になるのが、貼りついている素材(被着体)の確認です。
被着体を確認しよう
テープを剥がすのに適した方法は、被着体によって異なります。
素材を確認せずに合わない剥がし方をすると、被着体を傷めてしまうことも。
もし被着体のメーカーなどが分かる場合は、事前に相談することをおすすめします。
■ノリ残りの取り方
ここからは、実際にテープを剥がす方法と、
それぞれの方法に適した素材についてご紹介していきます。
特にお問い合わせが多い、家の中での用途を中心に見ていきましょう。
温める
ドライヤーなどでノリをあたため、やわらかくなったら新しいテープにくっつけて剥がしていきましょう。
この時使用する新しいテープは、くっつきやすい天然ゴム系の粘着剤を使用しているものをおすすめします。
温めすぎると、被着体が痛む原因になるため注意が必要です。
また熱や温度差に弱い被着体には行わないよう注意してください。
利用できる被着材:タイルなどの床材、木材、アクリル材、プラスチックなど
溶剤をかけて落とす
次に、シンナーなどの溶剤で落とす方法があります。
家庭用の消毒アルコールなどでも大丈夫です。
溶剤を使用する場合は、被着体の変色・溶解などに気を付けましょう。
事前に目立たないところで試してみることをおすすめします。
利用できる被着体:窓ガラス、アルミサッシなど
利用できない被着体:大理石、無垢材など
注意が必要な被着体:プラスチック・アクリル製品など
消しゴムで絡めとる
残ってしまった粘着材がまだやわらかい場合は、消しゴムを使うことで取れるケースもあります。
やり方は、粘着剤の上から消しゴムでこするだけ。
簡単な方法ではありますが、ノリが固くなっている場合には使えません。
また広い範囲の処理には向かないため、注意が必要です。
市販のクリーナーを使用する
市販のクリーナーが入手できる場合には、被着体に合わせたクリーナーをお使いください。
製品ごとに使用できる被着体や使い方が異なるため、使用方法をよく読んでから利用しましょう。
■ノリ残りがしにくいテープは?
今回はノリ残りが発生した場合の対処法についてご紹介しました。
解決方法はあるものの、粘着剤のベタベタは残らないのが一番。
もしかしたら後で剥がすかも…という場合は、養生テープのご利用をおすすめします。
その他製品についてのご質問・見積もりのご依頼は、下記問い合わせフォームよりお送りください。

積水マテリアルソリューションズ(株)
https://www.sekisui-pack.com/
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