湿度で機械は故障する!?不具合が生じる原因と対策

湿度で機械は故障する!?不具合が生じる原因と対策

※この記事は2023年6月に掲載したものをリライトしています。

ダンボールがうまく組みたたない、失敗してしまう…
もしかして故障?

梅雨から夏にかけての時期、製函機・封緘機をご利用のお客様から「製函・封緘ができない」という問い合わせを多くいただきます。
製函・封緘がうまくいかないとき、どのように対応したらいいのでしょうか。

今回はこれからの季節に起きやすい不具合について、原因と対策をご紹介します
ワークメイト以外の製函機・封緘機をお使いの方も、もしかすると同じような原因かもしれません。
ぜひ最後までチェックしてみてください。

■ 製函・封緘機がうまく動かない!原因は?

製函・封緘機が上手く動かない!原因は?
それでは実際に、これからの時期にダンボール箱の組み立てが失敗する原因を確認していきましょう。

・作業環境が推奨環境から外れている
・エアーコンプレッサーから送られる空気が湿っている
・機械の設定を変えてしまった
・使用しているテープの保管環境を確認
・使用しているダンボールの保管環境を確認

作業環境が推奨環境から外れている

セキスイの製函・封緘機、ワークメイトには推奨されている作業環境があります。
ワークメイトの推奨環境は下記の通りです。

気温 5℃~40℃
湿度 80%以下

※ただし機械表面が結露しないこと

梅雨から夏にかけての時期、作業場の気温や湿度は、上記の条件から外れていないでしょうか。

推奨環境外で使用していると、結露による機械の錆が故障の原因となる可能性があります。
特に湿度は、生鮮、精肉、レトルト食品の業者様で高くなりがち。
蒸気をお使いの設備、冷凍庫が近くにある場合は、湿度が高くなりやすいので注意が必要です。 

もし気温・湿度が推奨環境でない場合には、空調を活用したり、ゾーニングを変更してみてください。

エアーコンプレッサーから送られる空気が湿っている

セキスイの製函機・ワークメイトでは、別途エアーコンプレッサーを使用します。
このエアーコンプレッサーから送られてくる空気が、
湿気を帯びている・不足している
というのが、動作不具合の原因のひとつです。

ワークメイトでは、真空発生器やエアーシリンダーを用いた機器でダンボールを吸着し、開口・展開して箱を組み立ててテープを貼ります。
このとき湿度の高い環境下だと、エアーコンプレッサーで圧縮されたミスト状の空気が、機器に送られる可能性があるのです。
機器の中にミスト状の空気が侵入すると、動作不良や故障の原因になります。
湿度の高い環境下では、エアーコンプレッサーから送られて来る空気が、ドライエアーである事を確認してみてください。

機械の設定を変えてしまった

意外と見落としがちなのが、製函機の設定自体を変えてしまっていたパターンです。
使用しているテープやダンボールを変えていないでしょうか。
作業をしている方が変わっていないでしょうか。
現場の作業担当の方などが、設定を調整していないでしょうか。

こうしたトラブルを防ぐために、普段の機械の設定・使用している資材を控えておくのがおすすめです
特にテープ貼りが失敗する場合は、テープの張りを調整している部品・テーピングユニットを確認するとうまくいくことがあります。

参考:故障かな?と思ったら…テープがキレイに貼れない場合に見直すポイント3点

使用しているテープの保管環境を確認

製函機・封緘機が不調で、これまでの対処法でも直らない場合、他に考えられる原因はテープやダンボールの保管環境です。

セキスイのテープも、製函機・封緘機と同じように、使用に適した環境があります。
例えば極端に暑くなる倉庫などで保管していた場合、接着しづらくなる可能性があります。
特にゴム系のノリは暑さに弱く、変形をおこしやすくなるので保管には注意が必要。
逆にアクリル系のノリは、暑い中でも粘着力が弱くなりにくい特徴があります。

テープの保管環境を見直すのも、製函機・封緘機の不調を改善する方法のひとつです。

使用しているダンボールの保管環境を確認

湿気はダンボールの大敵です。
湿度の高い梅雨には、ダンボールが湿気を吸って強度が弱まってしまいます。
段ボールケースが軟弱になると、製函時に罫線ではないところで折り目が付きやすくなります
その結果、製函の不具合が起きるのです。 

ダンボールが湿ってしまっている場合には、以下のように保管環境を見直すことで改善する場合があります。

・屋外、半屋外で保管している場合は屋内で保管する
・保管時にストレッチフィルムをしっかり巻いておく
・空調の効いた場所で保管する

ダンボールの状態を確認するのも、製函不良を改善する方法のひとつです。

■ それでも直らない場合は?

全て確認しても不調が直らず、ダンボールが組み立てられない場合は、故障の可能性もあります。

下記の項目をご確認の上、包装機械お問い合わせ窓口までご連絡ください。

【確認項目】
①御社名とお名前
②ご住所
③対象の機種
④ご購入時期と窓口
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