機械が故障!?よくある修理と交換パーツ

使用していた包装機械が壊れてしまった!
テープの貼り付けが上手くいかない…
包装後の仕上がりがおかしい…

毎日たくさん使っていただいている包装機械は、故障することもあります。
しかし「まるごと買い替えが必要!?」と焦らなくても大丈夫。
セキスイのワークメイトには、さまざまな交換部品があるのです。

今回はよくある故障と、部品の交換についてご紹介します。
最近機械の調子が悪いかも…と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

■ ワークメイトでよくある故障

まずはワークメイトでよくある故障について確認していきましょう。
おなじ故障でも、原因が異なる場合もあります。
一つずつ確認してみてください。

テープが貼れない

まず挙げられるのはテープ貼りに関する不具合です。
同じ「テープが貼れない」の中でも、色々なパターンがあります。

テープの切り口ががたがた、テープがぐしゃぐしゃになるなど、症状により交換すべき部品もさまざま。
実際に機械に付いているテーピングユニットを見て、下記のような不具合が起きていないかご確認ください。

・カッター刃が消耗している
・バネが切れている
・クッションシートがなくなっている

 カッター刃が消耗している

テープを切るためのカッター刃は、包丁などと同じように次第に切れなくなります。
カッター刃がすり減ったりサビたりすると、テープの切り口がゆがんだり、カットできなくなることも。


カッターの刃は交換ができるので、切れ味が悪くなったら新しいものに変えてください

カッター刃の交換方法をみる>>

 バネが切れている

テープを貼るためのユニットには、色々なところにバネが使用されています。
これらのバネは、金属疲労によって破損することも。
動作がおかしいときは、どこかのバネが破損していないかを確認してみてください。

また消耗しやすいバネについては、納品時にお渡ししているメンテナンスセットに予備が入っています


バネの交換方法をみる>>

 クッションシートがなくなっている

クッションシートとは、テープを箱に張り付ける貼着板(ちょうちゃくばん)に付いている、
PTFE(テフロン)製のシートです。


クッションシートは摩擦により消耗します
クッションが薄く、滑りが悪くなっていたら交換してください。

クッションシートの交換方法をみる>>

ダンボール箱がゆがむ

仕上がりのダンボールがゆがんだり潰れたりするのもよくある不具合です。
主な原因は、ダンボール箱を運んでいるベルトの摩耗。

上:摩耗したサイドベルト
下:新品のサイドベルト

ベルトが摩耗するとすべりやすくなるため、ダンボール箱が運べなくなります。
箱が動かなくなるとやりがちなのが、幅をせまくする対応。
結果として箱を押しつぶしてしまい、潰れやゆがみが出ることが多くなります。
また材質がゴムのため、経年劣化で固くなるのも、箱がすべって動かなくなる原因のひとつです。

ベルトがすり減ってきたり固くなってしまった場合は、新しいものに交換してください。

サイドベルトの交換方法をみる>>

交換すべき部品は見つけられたでしょうか。
ここからは、実際の部品の交換方法について解説していきます。
上貼り用のテーピングユニットで解説するので、下貼り用については上下逆に考えてください。

■ 交換部品①カッター刃

セキスイの製函封緘機のカッター刃は、他のメーカーに比べ溝が深いのが特徴です。
この刃のおかげで、クラフトテープなどもしっかりカットができます。

カッター刃はパーツの中でも消耗しやすい部品なので、
調子が悪いなと思ったときにはまず確認してみてください。
糊がベタベタしていて切れづらくなっている場合もあります。
※カッター刃は大変鋭いので、交換時・メンテナンス時にはケガにご注意ください。

交換方法
1.カッター刃を固定しているネジ2本を外し、カッター刃を取り外します。
2.新しいカッター刃を取り付けてネジを戻して固定してください。
※カッター刃には向きがあります。取り付け時の向きにご注意ください。

■ 交換部品②サイドベルト

消耗品の中でも交換頻度が高いのが、ダンボール箱を送るサイドベルトです。
滑り止めで箱を運ぶサイドベルトは、車のタイヤと同じようにすり減ってしまいます。
箱が上手く運べなくなった場合は、ベルトがすり減っていないか確認してみてください。

交換方法
サイドベルトの交換方法については、解説ページと動画でご確認いただけます。
ワークメイト34・35の交換方法
ワークメイト13・31・41・34・35の交換方法

■ 交換部品③バネ類

ワークメイトの部品同士をつなぐバネも、毎日の使用で消耗しやすい部品。
とくに消耗しやすい貼着板(ちょうちゃくばん)引張バネに関しては、購入時に予備を1本お渡ししています。

予備のバネは、購入時にお渡しするメンテナンスセットに入っているのでご確認ください。

その他のバネが破損している可能性もあるので、機器をよく観察して破損個所を探しましょう。

交換方法
1.破損しているバネを外し、新しいバネに交換します。
2.箇所により交換方法が異なりますので、交換方法が分からない場合は担当の営業か、
  お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■ 交換部品④クッションシート

テープを貼る時に、滑りやすくなるようにする部品がクッションシートです。
摩擦で消耗するため、目に見えて減ったり滑りが悪くなったら交換してください。

交換方法
1.すり減ったクッションシートを機械からはがします。
   はがれにくい場合はシールはがしなどを活用してください。
2.新しいクッションシートを、裏の両面テープで貼り付けて交換します。

■ その他の不調についてのお問合せ

よくある不具合を確認したけれど直らない…という場合は、
機械購入時の担当の営業にご相談ください。

不調の状況を確認し、修理部品の手配や、訪問での修理も承ります。
担当営業が不明の場合は下記のお問合せフォームからご連絡ください。

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積水マテリアルソリューションズ(株)
https://www.sekisui-pack.com/

積水化学の製函機・封緘機「ワークメイト」を中心にご案内をしています。人手不足が進んでいる昨今だからこそ、皆様の作業の相棒としてお役に立てるような活動を行ってまいります。

セキスイパック取り扱い製品

セキスイパックでは箱作り・テープ貼り・パレット梱包・製品緩衝など、お客様のあらゆるニーズにお応えする各種機械を取り揃えております。

【省力化・スペース効率アップ】

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