液体の輸送におすすめ!バッグインボックスとは?

液体の輸送といえば一斗缶やドラム缶など、大きな金属製の容器。
大型の容器は保管や廃棄にコストがかかる…と思っていませんか。
実は収納時コンパクトになる、液体輸送用の容器があるのです。
今回はそんな「バッグインボックス」について解説していきます。
セキスイのバッグインボックス【ロンテナー】についてもご紹介しますので、
ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
・バッグインボックスとは
・バッグインボックスのメリット
保管場所がコンパクト
異物混入しにくい
・バッグインボックスのデメリット
組み立ての手間がかかる
水場では使えない
・セキスイのバッグインボックス【ロンテナー】
口部が丈夫な一体成型
食品・医薬分野も対応の検査体制
インナーバッグにハンドル付き!
ラベルが貼りやすい!
PIM規制に適合!
オプションも多数!
・ロンテナーの見積もりなら
■ バッグインボックスとは
バッグインボックス(BIB)とは、ダンボール箱とプラスチック製のバッグを組み合わせた、
液体輸送用の包装のことです。
プラスチックの内袋をダンボールと組み合わせるメリットとは、どこにあるのでしょうか。
バッグインボックスのメリットについて解説していきます。
■ バッグインボックスのメリット
実際にバッグインボックスを使った液体輸送には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
バッグインボックスを使うと、次のようなメリットがあります。
・保管場所がコンパクト
・異物混入しにくい
それぞれについてくわしく見ていきましょう。
保管場所がコンパクト
使用前のバッグインボックスは、たたんだ状態で保管ができます。
そのため、液体が入る前は重ねて収納が可能。
保管に必要なスペースが省スペースで済むのが、バッグインボックスの大きな特徴です。
液体容器は中に空間がありかさばるため、保管場所の確保がむずかしいケースもあるでしょう。
その場合には、コンパクトに収納できるバッグインボックスの活用がおすすめです。
異物混入しにくい
液体容器のなかでよくつかわれている、金属製の容器。
金属製の容器の場合、鉄粉やサビなど、異物混入の原因になることがあります。
バッグインボックスの場合はサビなどが発生しないので、異物混入を防ぐためにもおすすめです。
セキスイのバッグインボックス【ロンテナー】は、食品・医療分野にも対応した検査体制で製造。
液体の充填前の異物混入をしっかりブロックしています。
■ バッグインボックスのデメリット
ここまではバッグインボックスを使用するメリットについて紹介してきました。
では、バッグインボックスにはデメリットがないのでしょうか。
バッグインボックスのデメリットについても見ていきましょう。
バッグインボックスの主なデメリットは次の2つです。
・組み立ての手間がかかる
・水場では使えない
組み立ての手間がかかる
バッグインボックスは、組み立て前の状態で納品されます。
使用するまでの保管には便利ですが、一方で使用時には組み立てが必要というデメリットもあります。
バッグインボックスのダンボールは正方形の箱で、機械での組み立ては難しい形。
ですがご安心ください、セキスイの製函機・封函機は正方形の箱にも対応しています!
包装機械を導入すれば、組み立ての工程が一気にスピーディに。
組み立てを手作業で行うのは手間…とお考えの方は、ぜひ製函機・封函機もあわせてご検討ください。
おすすめの製函機はワークメイト22・23。
さらに中小企業の方の場合、購入金額の10%が税額控除申請できる
中小企業経営強化税制も利用できます!
水場では使えない
バッグインボックスの外装は紙製のダンボール。
そのため水場ではふやけて使いにくいというデメリットがあります。
納入先の工場が水を使う現場だと、中のビニールバッグを取り出して運ぶ必要があり不便…
という意見もあるでしょう。
セキスイのバッグインボックス【ロンテナー】は、中のビニールバッグに取っ手がついています!
■ セキスイのバッグインボックス【ロンテナー】
バッグインボックスについてのメリット・デメリットはお分かりいただけたでしょうか。
ここからはセキスイのバッグインボックス【ロンテナー】について、特徴を紹介していきます。
口部が丈夫な一体成型
ロンテナーの口部と本体は、一体型の成型で外れにくいのがポイント。
一般的なバッグインボックスは、本体と口部を別々につけているカシメ型でつくられています。
もともと別の部品の場合、接合部から外れてしまうことがあるのです。
液体の使用中に外れたり、破損したことはないでしょうか。
口部が外れにくいバッグインボックスをお探しの方には、ロンテナーがおすすめです。
食品・医薬分野も対応の検査体制
ロンテナーは食品・医薬分野にも対応した環境で生産されています。
工場内は異物混入対策のため二重扉・エアシャワーなども完備。
さらにインラインにて、画像検査装置による異物検査を全数実施しています。
インナーバッグにハンドル付き!
※10Lのみ、オプションとなります。
食品工場などで使用する場合、外装のダンボールがふやけてしまうため、
中身だけ取り出して使用する場合があります。
業務用の液体を入れる容器は重いため、つるつるのビニールバッグだけを運ぶのは負担が大きくなりがち。
セキスイのロンテナーなら、持ち運びしやすいようにハンドルがついています!
箱から取り出して運ぶ用途がある場合は、セキスイの【ロンテナー】がおすすめです。
ラベルが貼りやすい!
外装のダンボールを外して使用する場合、内容液が分からなくなる恐れがあります。
判別用のラベルを貼ろうとしても、ラベル貼りは想定されていないため、
ビニールバッグには貼りつきにくいケースも。
セキスイのロンテナーは天面が鏡面仕上げで、ラベルなどが貼りやすくなっています。
箱を外して使用するシーンでも安心です。
PIM規制に適合!
輸出の際に確認が必要になる規制のひとつに、PIM規制(プラスチック施行規則)があります。
特にEUなどでは、規制がきびしくなる傾向も。
セキスイのロンテナーはPIM規制対応なので、輸出用としてもお使いいただけます。
大容量の200Lポリドラムも、同様にPIM規制対応なので液体の輸出用におすすめです。
オプションも多数!
セキスイのロンテナーにはさまざまなオプションがあります。
改ざん防止・ガス抜きなど、用途に合わせてカスタマイズが可能。
コック・ノズルや専用のプラケースなども豊富にご用意があります。
こんな使い方はできない?などご質問がありましたら、
お気軽にお問い合わせフォームよりご依頼ください。
■ ロンテナーの見積もりなら
液体の輸送に便利なバッグインバッグ【ロンテナー】を活用してみませんか。
商品性能など確認が必要な場合は、サンプルもご用意しています。
価格や納期など、詳細についてはこちら!

積水マテリアルソリューションズ(株)
https://www.sekisui-pack.com/
積水化学の製函機・封緘機「ワークメイト」を中心にご案内をしています。人手不足が進んでいる昨今だからこそ、皆様の作業の相棒としてお役に立てるような活動を行ってまいります。
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