製函機・封緘機とは?読み方や違いは?価格や納期も徹底解説!
※この記事は2022年7月に掲載した内容をリライトしています。
製函機・封緘機ってどんな機械?
製函機と封緘機の違いは?読み方は?
名前は知っているけど、どれくらいするの?
製函機・封緘機を導入する時の注意点は?
この記事では製函機・封緘機についての解説と、弊社の代表商品・ワークメイトの導入事例をご紹介します!
具体的にどんなものか分からない、導入のイメージが湧かない…という方はぜひ最後までチェックしてください。
目次
・製函機、封緘機とは?
製函機とは?
封緘機とは?
1台で2役の製封緘機
製函機・封緘機の価格は?
製函機・封緘機の納期は?
・セキスイワークメイトの特長
・ワークメイトの採用事例
①加工食品の製造・販売事業者様の採用事例
製函と封緘の2役をこなすワークメイト34
②新潟のお米販売事業者様の採用事例
1台で色々こなせる!ワークメイト01
・導入資料を確認しよう!
■製函機、封緘機とは?
まずは製函機・封緘機について、それぞれ解説していきましょう。
それぞれ読み方はせいかんき(製函機)、ふうかんき(封緘機)となります。
セキスイの販売している製函機・封緘機は「ワークメイト」という商品名です。
製函機とは?
製函機(せいかんき)は、ケースフォーマーとも呼ばれ、ダンボールを自動で組み立ててくれる機械です。
製函機は、主に次のような動作を行っています。
①折りたたまれたダンボールを持ち上げて開く
②下フラップ4面を折り曲げる
③下面を粘着テープやホットメルト接着剤・ステープルなどで止める
このようにしてダンボールを自動で組み立てる機械を、製函機(段ボール製函機)と呼びます。
セキスイでお取り扱いのある製函機は粘着テープ式の製函機です。
また製函機の中でも、大きく二つに分類を分けることができます。
・全ての工程を自動で行う全自動タイプ
・作業の補助を行う半自動タイプ
全自動タイプは、段ボール箱をたたんだ状態から、すべて自動で組み立てられます。
処理能力の高い、高速製函機をお探しの方にはこちらのタイプがおすすめです。
一方半自動タイプは、一部のフラップを手で折り込むなどの作業が必要になります。
半自動タイプは全自動タイプに比べ、コストが抑えられるのがポイント。
必要な処理能力や、割ける人員を確認し、適した機械を導入しましょう。
封緘機とは?
封緘機(ふうかんき/封函機)は、テープ貼り機・ケースシーラー・カートンシーラーとも呼ばれる、
段ボールケースの蓋(フラップ)を閉じて封函する機械です。
封緘も封緘材料によって、粘着テープ(OPP・クラフト)、ホットメルト接着剤やガムテープと分かれています。
セキスイで取り扱いがある封緘機は、粘着テープ式の封函機です。
実際に封函機のどの機種を買ったらいいのか分からない…という方も多いことでしょう。
選ぶ際には次のようなポイントを確認してみてください。
・使用したい段ボールのサイズ
・使用したい段ボールの種類
・サイズの調整方法(手動・自動)
・フラップの折り込み(手動・自動)
・テープの張り方(H貼り・角貼りなど)
・処理能力(封緘スピード)
購入前には、セキスイの担当営業がヒアリングをさせていただきます。
お客様に最適な機種をご提案しますので、自分で選べない…と心配する必要はありません!
購入についての疑問・質問はwebフォームからお問い合わせいただけます。
1台2役の製封緘機
また通常の製函機・封緘機のほかにも、1台で製函と封緘の両方に対応した機種があります。
1台で段ボール箱の組み立てと、封緘の作業ができるので、初めての機械導入にもおすすめです。
ワークメイトは段ボールのサイズ仕様に合わせて簡単に調整が可能。
現場に合ったカスタマイズもできるため、小規模な通販やECサイトの出荷にも、
導入いただく企業様が増えています!
■製函機・封緘機の価格は?
製函機・封緘機を導入する時に、どれくらいの価格なの?と気になる方も多いでしょう。
機械の導入費用の目安に関しては、ダウンロード資料からご確認いただけます。
どれくらいのコストでどのような機械が導入できるのか分からず不安…
という方はぜひチェックしてみてください。
■製函機・封緘機の納期は?
製函機・封緘機を導入したいけれど時間がかかりそう…というイメージはありませんか。
納期は機械のサイズ、機能などによりさまざまですが、小型の機械であれば最短3週間での納品も可能です!
大型の機械の場合3か月から6か月が参考期間となります。
急いで導入したい!という方は、導入に必要な情報を事前に確認しておきましょう。
導入前に見るべきポイントについては、こちらの記事からご確認いただけます。
【参考記事】
包装機械の見積から納入までを解説!包装機械の導入手引き
■セキスイワークメイトの特長
製函機や封緘機を選ぶのに、どのメーカーにするか悩んでいる方もいることでしょう。
セキスイのワークメイトには、次のような特徴があります。
信頼性:機械を製造し始めてから40年の実績
耐久性:メンテナンスがしやすくシンプルな構造
安全性:漏電ブレーカーが搭載
さらに全ての機種に1年保証(8時間/日×約25日/月 稼働想定)が付いています!
またテープメーカーのセキスイだからこそできる、専用テープもご用意しています。
長尺テープや環境に優しいテープなど、用途に合わせてお選びいただけますので、
ぜひチェックしてみてください。
【参考】
環境にやさしいクラフトテープでSDGsに取り組もう!
■ワークメイトの採用事例
ここからは、実際にワークメイトを導入していただいた採用事例をご紹介します。
ぜひ導入の参考にしてみてください。
①加工食品の製造・販売事業者様の採用事例
まずは加工食品の製造業者様。
こちらの業者様では、あつかう製品により毎回ダンボールのサイズを変えていました。
さまざまなサイズのダンボールを組み立て、ストックするのは効率よくありません。
そのため、自動製函機の導入を検討いただいたのです。
ワークメイトの導入にあたり、製造ラインの自動化・省人化も進めたいというご要望がありました。
こうしたリクエストをまとめ、おすすめさせていただいたのがワークメイト34。
複数サイズのダンボールに対応でき、調整が簡単で、製函も封緘も可能な機種になります。
製函と封緘の2役をこなすワークメイト34
ワークメイト34は、うしろの内フラップ1面を折りたたむだけで製函される機械です。
通常の箱の組み立てでは、4面のフラップを折りたたむ必要があるため、作業が一気にかんたんになります。
採用者のコメント
製品によってサイズが変わる段ボールも、ハンドル操作でラクにサイズ変更対応ができました!
現場のスタッフにも扱いやすいと好評です。
また、テープ貼りまで自動でしてくれるため、製函・封函にかかる時間が大幅に短縮できました。
出荷が重なる時には別の現場から応援も頼んでいましたが、
繁忙期も現場の2名体制のみで対応出来るようになりました。
思い切って導入して良かったです!
すべて人の手で作業する場合と比べると、ワークメイト34の導入で大幅に作業効率が改善します。
こちらの動画では、実際に2人で作業した場合と、1人+ワークメイト34で作業した場合の、
箱作りのスピードが確認いただけます。
ぜひ参考にしてみてください。
②新潟のお米販売事業者様の採用事例
次の導入事例は、ECやSNSを利用した通販事業が好調な、お米の販売事業者様です。
こちらの事業者様では、出荷が重なるときの人手不足が問題でした。
お米の選別から出荷まで、すべての工程にこだわりをお持ちの事業者様。
忙しくても梱包をていねいに行いたいということで、梱包作業にかかる時間が負担になっていました。
そこで提案させていただいたのが、製函と封緘を両方こなせる、半自動製封函機・ワークメイト01です。
1台で色々こなせる!ワークメイト01
ワークメイト01は、ケースを開いて差し込むだけで底部を自動折込みし、封函まで行ってくれる機器です。
導入したことで、梱包作業時間が短縮出来たのはもちろん、テープ貼りもキレイな仕上がりに!
出荷量が増える時期もスムーズなオペレーションができるようになりました。
今後は、空いた工数でお米の定期便販売のPR活動に注力したいとおっしゃっていたので、
ワークメイト01もますます活躍してくれそうです。
ワークメイト01の使い方を動画でチェック!
■導入資料を確認しよう!
はじめて機械を導入するときは、イメージがつかめず不安になるかもしれません。
よりくわしい導入までの流れや、導入事例をまとめたダウンロード資料もご用意しています。
あわせて参考にしてみてください。
また選んだ機種でいいのか不安、ということもあるでしょう。
そんなときはお気軽にwebお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
積水マテリアルソリューションズの担当営業が、ヒアリングの上おすすめの機械をご提案させていただきます。
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